※菩薩(ぼさつ)とは、いずれ如来になるべく悟りを求めながら、人々に現世利益の福徳を授けてくれる仏です。サンスクリット語の音訳「ボーディ・サットヴァ」を略した梵語で、「ボーディ」は「悟り」を、「サットヴァ」は「生きる者」を意味することから、菩薩は「悟りを求めて生きる行者」として解釈されています。 観音菩薩以外に、地蔵菩薩、文珠菩薩、弥勒菩薩が有名な菩薩です。
※泰聖寺の十一面千手千眼観世音菩薩が四十二本の腕で構成されているのは、合掌している正面二本を除いた四十本の腕が、それぞれ二十五の世界の衆生を救うと伝えられており、四十本に二十五世界を掛けると、壱千になると云う計算です。